R35 GT-R
2007年~2025年
ひとことで日産の GT-Rストーリーは、R35 を「究極のドライビングプレジャーを追求した21世紀のスポーツカー」と呼び、2007年に誕生したと書きます[1]。生産は2025年8月に終わりました[2]。
R35 の流れ
- 2001年10月東京モーターショーに「NISSAN GT-R Concept」。エンジンや駆動方式は公表されなかった。[1]
- 2007年10月24日量産型を発表。2007年12月6日日本で発売。[1]
- 2008年4月ニュルブルクリンク北コースで7分29秒03。[1]
- 2009年走りに特化した2シーターの限定モデル「SpecV」。[1]
- 2011年モデル出力530PS。サーキット専用の「Club Track edition」と、内装の「EGOIST」。[1]
- 2014年モデル「GT-R NISMO」が登場、出力600PS。[1]
- 2015年モデル「Track edition engineered by NISMO」を追加。[1]
- 2017年モデル内外観を刷新、出力570PS。[1]
- 2022年モデル「T-spec」を設定。[1]
- 2024年モデルR35 史上はじめてリヤウイングの形状を変更。[1]
- 2025年8月生産終了。最後の1台が栃木工場のラインを流れた。[2]
日産が「二面性」と呼ぶ考え方
田村宏志さんは、R35 は常に二つの性格を持つべきだと考えていた、と話しています。「GT」はどんな状況でも快適で刺激的な乗り味を、「R」はサーキットで速く走るために鍛えられた性格を表す、という説明です[2]。GT-Rストーリーも、2014年モデルについて、標準モデルは「GT:グランツーリスモ」の精神、新設の GT-R NISMO は「R:レーシングテクノロジー」に基づく、と書いています[1]。
ほかの世代とのちがい
R34 までのスカイライン GT-R と違い、R35 は日産の公式の説明で、最初から海外への進出を念頭に置いていた、と書かれています[1]。「スカイライン」の名前を外し、「NISSAN GT-R」となったことも、この説明と重なります。エンジンも直列6気筒から V6 に変わりました(くわしくはエンジンと駆動の面)。
各面への入口
2007年の登場コンセプトから発売、予約の数まで。
エンジンと駆動VR38DETT、プレミアム・ミッドシップパッケージ。
年次改良モデルイヤーごとの変更を表で。
GT-R NISMO600PS の登場から2024年モデルまで。
限定車45周年・50周年・スペシャルエディションなど。
ニュルブルクリンク3つのタイムとコースの数字。
生産終了2025年8月の最後の1台。
この面で確かめていないこと
販売台数の合計、価格の推移、各モデルイヤーの正確な発売日は、日産の公式のページで確かめられていないので書いていません。日産の公式のWebカタログは、生産終了後も「2024年3月から2025年9月まで掲載」と注記された状態で残っています[3]。
読む順番のおすすめ
2007年12月6日の発売から、2025年8月の生産終了まで、およそ17年8か月です。この期間の数字は、日産の説明の日付から編集部が数えたものです。
GT と R の二面性
| 文字 | 日産・田村さんの説明 |
|---|---|
| GT | グランツーリスモの精神。どんな状況でも快適で刺激的な乗り味[2][1] |
| R | レーシングテクノロジー。サーキットで速く走るために鍛えられた性格[2][1] |
数字で見る R35(出典つき)
| 時期 | 数字と出来事 |
|---|---|
| 2007年10月24日 | 新型 GT-R の発表。価格は777万円から834万7500円、国内の発売は2007年12月6日。国内の販売目標は月200台(webCG の記事による)[4] |
| 2007年の仕様 | 3.8リッター V6 ツインターボ・480ps/6400rpm・60.0kgm・0〜100km/h加速3.6秒・4655×1895×1370mm(同記事による)[4] |
| 2014年モデル | 550PS(404kW)・64.5kgm・GT-R Premium edition は1011万1500円(Car Watch の2013年12月6日の記事による)[5] |
| 2024年モデル | 2023年3月20日に日産が発表。最も安い Pure edition が1,375万円、最も高い NISMO Special edition が2,915万円(いずれも税込)[6] |
| 2025年 | 2025年8月26日に生産終了。累計約4万8000台(Car Watch・Response の2025年8月26日の記事による)[7][8] |

2007年の価格と2024年の価格を並べると、同じ R35 でも、買える値段の幅が大きく広がったことが分かります。ただし、グレードの数も装備もまったく違うので、単純な値上がりの比べにはなりません。
出典
- 日産 GT-R(R35)Webカタログ「GT-Rストーリー」(2026年11月7日に確認)
- 日産ストーリーズ「R35 GT-Rと田村 宏志 ― 情熱とパフォーマンスの功績」(2025年8月26日)(2026年11月7日に確認)
- 日産 GT-R(R35)Webカタログ(生産終了の表示)(2026年11月7日に確認)
- webCG「日産、新型GT-Rを発表」(2007年10月24日)(2026年11月7日に確認)
- Car Watch「日産「GT-R(2014年モデル)」「GT-R NISMO」インプレッション」(2013年12月6日)(2026年11月7日に確認)
- 日産ニュースルーム「GT-R 2024年モデルを発表」(2023年3月20日)(2026年11月7日に確認)
- Car Watch「日産、R35型GT-Rの生産終了を発表」(2025年8月26日)(2026年11月7日に確認)
- Response「R35 GT-R 生産終了」(2025年8月26日)(2026年11月7日に確認)