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スカイライン2000GT-R KPGC110型
日産の資料で確かめた範囲

この面は、確かめた範囲が狭いことを先に書きます日産ヘリテージ ギャラリーの一覧で確かめられるのは、項目名と時代の位置づけです。諸元と台数の目安は、日産ヘリテージコレクションの英語版で、この面の後半の節に書きました。発売の月日と正確な生産台数は、2026年11月7日時点で確かめられていません。

確かめられたこと

型式名
スカイライン2000GT-R KPGC110型(日産ヘリテージ ギャラリーのカタログの項目)[1]
年代
1970年代の項目に分類されています[1]
同じ年代の近い項目
「スカイライン C110型」のカタログ(1970年代)[1]

一覧には、同じころの「スカイライン2000GT HGC210型」「スカイライン2000GT HGC211型」「スカイライン2000GTターボ HGC211型」の項目もあります[1]。KPGC110 は、この時期のスカイラインの中の GT-R、という位置づけです。

1970年代の日産の流れ(ストーリーズから)

日産ヘリテージのストーリーズの年代別の見出しでは、1970年代に「1972年 セドリック/グロリア 4ドアハードトップ」「『愛のスカイライン』キャンペーン」「1979年 日本初のターボエンジン」が並びます[2]。スカイラインにとって、1970年代は広告のキャンペーンやターボエンジンなど、新しい動きが続いた時期だと読めます。なお、見出しの年を、KPGC110 の年と結びつけることは、この面ではしません。

ケンメリという呼び名

日産の企業サイトの記事で、R35 の開発にかかわった田村宏志さんが、自分の最初の愛車を「丸型テールランプが特徴の青い『ケンメリ』スカイライン」と話しています[3]。ここでの「ケンメリ」は、愛称です。KPGC110 と C110 の関係や、どの年のどの車を指すかは、日産の公式のページで確かめていません。

分かっていないこと(正直な一覧)

確かめるには

日産ヘリテージ ギャラリーの一覧で、「スカイライン2000GT-R KPGC110型」のカタログの項目を開くと、当時のカタログの画像で諸元の表記が見られる可能性があります[1]。内容を見て、数値を確認できたら、この面に出典つきで書き足します。

この型式を調べるときの手順

  1. 日産ヘリテージのヘリテージ ギャラリーを開き、年代を「1970年代」に絞る[1]。
  2. 種類で「カタログ」を選び、「スカイライン2000GT-R KPGC110型」を探す。
  3. カタログの画像で、諸元の表記(エンジン型式、出力、寸法)を読み取る。
  4. 読み取った数字の、日産のカタログのページ(出典)を控え、このサイトに知らせる。

他の資料(雑誌や本)の数字と、日産のカタログの数字が食い違うこともあります。このサイトでは、日産のカタログの数字を優先して書きます。

PGC10 の項目との比べ方

項目名年代種類
スカイライン2000GT-R PGC10型1960年代カタログ
スカイライン2000GT-R KPGC110型1970年代カタログ

日産ヘリテージの一覧[1]で確かめた分類です。2つの項目は、GT-R の名前のついた型式の、日産ヘリテージにある資料の入口です。

日産ヘリテージコレクションの記載(No.068)

この面の先頭では、数字を読み取れていないと書きました。その後、日産ヘリテージコレクションの英語版に、1973年の KPGC110 を説明したページ(No.068)があるのを確かめました[4]。

スカイライン ハードトップ2000GT-R KPGC110型
スカイライン ハードトップ2000GT-R KPGC110型。写真:先従隗始/CC0/Wikimedia Commons(改変:トリミング・縮小)
項目日産の記載
モデルイヤー1973年
エンジンS20 型。直列6気筒・4バルブ DOHC・1,989cc
最高出力・トルク118kW(160ps)/7,000rpm、177N·m(18.0kgfm)/5,600rpm
全長・全幅・全高4,460mm・1,695mm・1,380mm(ホイールベース2,610mm)
車両重量1,145kg
ブレーキ前ディスク・後ディスク(四輪ディスク)

説明の要点は3つです。第一に、この車は「ケンとメリーのスカイライン」の広告で知られる4代目スカイラインの GT-R で、生産は1973年1月から同年4月までの約4か月でした。第二に、排出ガス規制が厳しくなったため、作られたのは200台に届きませんでした。第三に、ツーリングカーレースには一度も出ず、そのため「幻の GT-R」と呼ばれています[4]。吸気ダクト・四輪ディスクブレーキ・メッシュのフロントグリル・オーバーフェンダー・リヤスポイラーが標準の装備として挙げられていますが、当時から街で見かけることはまれだった、とも書かれています。

2ドアハードトップ(KPGC10)との比べ

同じヘリテージコレクションには、1972年の KPGC10(No.401)もあります。出力はどちらも118kW(160PS)で、全長は KPGC110 が130mm長く、重さは45kg重い数字です[5][4]。KPGC10 のページには、1970年に4ドアから2ドアハードトップに作り直された GT-R で、ホイールベースが70mm短く20kg以上軽いこと、100リッターの燃料タンクとリクライニングしないバケットシートを備えること、1972年3月に50勝、同年10月に日産のワークスチームが活動を終えた時点で52勝だったことが書かれています[5]。

出典

  1. 日産ヘリテージ ヘリテージ ギャラリー(2026年11月7日に確認)
  2. 日産ヘリテージ ストーリーズ(2026年11月7日に確認)
  3. 日産ストーリーズ「R35 GT-Rと田村 宏志 ― 情熱とパフォーマンスの功績」(2025年8月26日)(2026年11月7日に確認)
  4. 日産ヘリテージコレクション No.068 スカイライン2000GT-R(1973年・KPGC110・英語版)(2026年11月7日に確認)
  5. 日産ヘリテージコレクション No.401 スカイライン ハードトップ2000GT-R(1972年・KPGC10・英語版)(2026年11月7日に確認)